G-TELPという名前は'General Tests of English Language Proficiency'の、それぞれの単語の頭文字をとったものです。
「実用的な英語の熟達度を測るテスト」、つまり「アカデミックな英語」、「ビジネス英語」の力だけではなく、
日常生活の場面で英語を自由にあやつる力に焦点をあてたテストなのです。
そのため、基本レベルの内容自体は、普段わたしたちが誰かと話している会話とさほど変わらないものとなっています。
※ レベルが高くなるほど、アカデミックな内容の問題も含まれてきます。
G-TELPの構成・形式
G-TELPは受験者の能力に応じたレベルを選択できるマルチ・レベルテストです。
受験者に適したレベルを選択することで得点が一定区間に固まることを防ぎ、受験者の学力を細かく見ることができます。
日本ではLevel4からLevel1が実施可能、Level1が最も難易度の高いテストとなっています。
Level 4 |
Basic English in Simple Communication
形式的な表現方法を用いて、ネイティブと簡単なコミュニケーションができる |
Level 3 |
Basic English in Normal Communication
日常生活の限られた範囲の表現方法を用いて、ネイティブと簡単なコミュニケーションができる |
Level 2 |
Authentic and Modified English in Normal Communication
ビジネスなどの日常生活の場面で、ネイティブと支障のないレベルでコミュニケーションできる |
Level 1 (High Level) |
Authentic English in Complex Communication
ビジネスなどの日常生活の場面で、ネイティブと同様に複雑なコミュニケーションができる |
G-TELPの測定・評価の対象となる技能分野は、Grammar(文法)、Listening(リスニング)、Reading & Vocabulary(読解と語彙)の3分野です。
Level 4 |
Grammar, Listening, Reading & Vocabulary |
Level 3 |
Grammar, Listening, Reading & Vocabulary |
Level 2 |
Grammar, Listening, Reading & Vocabulary |
Level 1 (High Level) |
Listening, Reading & Vocabulary |
※Level 1 の受験者は、英語の文構造については一定の理解に達しているとみなし、Grammarの試験は行いません。